最新版の2010年米国脳卒中予防手引きに、葉酸を補うことで脳卒中のリスクが低下するという中国の研究者の研究成果が引用・推奨された。人民網が18日伝えた。
同手引きは中国人研究者の成果を引用して、ホモシステインと脳卒中のリスク上昇は密接に関係し、葉酸を補うことでホモシステインが減り脳卒中のリスクが低下すると説明。また、ホモシステインの減少が20%以上の場合、それに食べ物から葉酸をあまり摂取しない地域ではその効果がさらに高いと紹介された。
中国の研究者の論文「葉酸補充による脳卒中予防効果のまとめと分析」は世界保健機関/国際高血圧学会の劉力生会長、北京大学第一医院の霍勇教授、北京大学人民医院の孫寧玲教授、深セン大学の徐希平教授らが作成したもので、世界的な医学雑誌「ランセット」で発表された。