中国国際科技協力協会第5回代表大会が22日、北京で開催された。科技部の曹健林副部長が会議に出席し、スピーチした。科技日報が23日伝えた。
曹氏は中国国際科技協力協会の業務について次の5つの提案を行った。
(1)協会はより多くの調査活動を組織し、国内の科学技術の現状と需要を理解し、それに応じた体制メカニズムを構築し、調査を定期化、制度化する。
(2)協会はより多くの研究活動を組織し、国外の科学技術の発展状況を詳しく研究する。先進国だけでなく、一部の発展途上国に対しても関連の研究を展開しなければならない。
(3)協会会員の交流を増やし、相互支援を行い、資源を共有し、より多くの、より大きな成果をあげる。
(4)協会会員の所属機関は国際協力と各自の主要任務を主体的に結びつける。
(5)協会会員は協会の業務をよりサポートし、協会の業務がうまくいくよう共に努力する。
1992年に民政部の承認を得て設立された中国国際科技協力協会は、科技部、中国科学院、中国工程院、中国科学技術協会、国家自然科学基金委員会の呼びかけて設立された科学技術に関する社会団体で、主に国際的な科学技術交流と協力のほか、国際科学技術協力に関係するソフトサイエンス研究などを展開している。