幼児教育の「小学校化」に対し、教育部基礎教育二司の李天順副司長は22日、教育部は現在「3-6才児学習・発展指南」を作成しており、今年発表する予定だと話した。科技日報が23日伝えた。
学齢前の児童が幼稚園で学ぶことと、小中学校の正規の学習には本質的な違いがある。この段階の子供には独自の特徴や法則があり、幼児の心身の発達の法則に従い、幼児期独特の価値を大切にしなければならない。幼児教育の「小学校化」は却って子供の成長の法則に反し、逆効果を生むことになる。
教育部はここ数年、国内の各方面の専門家を集め、「3-6才児学習・発展指南」の研究・作成を進めてきた。同指南は世界数十カ国と同時に研究開発し、中国の実情に照らしながら世界各国の先進的な経験を吸収したもので、3-6才の子供は何を学ぶべきか、どういう方法で学ぶべきか、どのレベルに達するべきかなどを、幼児教育に携わる人たちや保護者に教える教材となる。