2011年03月01日-03月04日
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CASC、宇宙開発事業に毎年3億元投入へ

2011年03月03日

 中国航天科技集団公司(CASC)は2日、内部事業立ち上げの方法で重点分野の事前投入開発を展開し、第12次5カ年計画期間中(2011-2015年)毎年少なくとも3億元の資金を重点研究開発事業に回すことを明らかにした。中国新聞社が3日伝えた。

 中国航天科技集団の馬興瑞総経理はこのほど行われた同社の第2回技術革新大会で、「わが社は『1世代の探求、1世代の事前開発、1世代の研究開発、1世代の生産』という技術発展路線を常に貫いていく。それが宇宙システム工学管理のキーコンテンツのひとつであり、中国の50年以上にわたる宇宙開発事業の技術革新で蓄積してきた貴重な経験でもある。今後の発展においてもそれを貫いていきたい」とし、次のように続けた。

 21世紀に入り、現代技術の目覚しい発展にともない、中国の宇宙開発事業は新たな技術革命によって ▽第一に、追従・模倣による革新からクリエイティブでオリジナルへの革新的転換 ▽第二に、単一的な技術革新からシステム化、体系化への革新的転換 ▽第三に、性能指標が中心の技術革新から研究・生産設備のライフサイクルを考慮した革新的転換―-という次の3つの革新的転換の実現が求められている。

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