2009年の金融危機は世界中を巻き込み、多くの業界が危機に陥ったが、カラーテレビ業界、特に中国のカラーテレビ業界は新しい成長の道を探り当てた。「三網融合」政策が打ち出され、国内のテレビメーカーが独自の技術を生かした製品、インターネットテレビが注目を集める話題となった。清科創業投資公司によると、2009年1-11月、インターネットテレビの成長速度はカラーテレビ業界全体の成長を上回り、売上高成長率もずっとカラーテレビ業界より高かったという。科技時報が4日伝えた。
インターネットテレビの市場シェアは2008年の段階ではゼロに近かったが、2009年には2.12%に伸びた。2010年の平均成長率にいたっては50%以上に達したと見られている。同社のアナリストは、三網融合が一旦成功すれば、インターネットテレビや関連産業の発展によりすさまじい勢いで産業変革が起こると指摘する。