2011年03月07日-03月11日
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蘇州市の太陽電池生産能力が7000兆ワットを突破

2011年03月07日

 江蘇省常熟新エネルギー産業推進会によると、蘇州市の太陽電池生産能力は奥特斯維エネルギー(太倉)など大プロジェクトの完成後に7000兆ワットを突破し、中国太陽電池産業の最重要生産拠点の1つとなる見込みだ。「国際金融報」が7日付で伝えた。

 蘇州市の新エネルギー産業は太陽光、風力、バイオマス、原子力、地熱、新エネルギー自動車などで構成される。蘇州市では近年、新エネルギー産業が急速に成長し、良好な発展基調を呈している。特に昨年は一定規模以上の新エネルギー産業重点企業76社の生産額が前年比57.16%増の510億7000万元に達し、市の8大戦略的振興産業のトップに躍り出た。市の一定規模以上の工業に占める割合は2.08%、新興産業に占める割合は7.2%となった。

 蘇州市は現在、太陽光・風力発電設備、新エネルギー自動車、電池の3大分野で基本的な優位を形成しており、年売上高1億元以上の新エネルギー企業は市内に53社、うち10億元以上の企業は11社ある。市の新エネルギー産業は今年売上高750億元を達成し、2012年には1050億元に達する見込みだ。

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