科学技術部は9日、第11次5カ年計画期間中（2006-2010年）に政府が支援して完成した数百項目の重大科学技術成果を一挙に紹介した。紹介された成果は、「863計画」や「973計画」、「国家科技支援計画」、「科技重大特別プロジェクト」など科学技術特別プロジェクトで実施された、バイオ医薬品、省エネルギー・排ガス削減、農業技術、新エネルギー、新素材などの戦略的新興産業が中心だった。全国政協副主席で科技部部長の万鋼氏が今回の見本市に出席し、あいさつした。科技日報が10日伝えた。
中国は第11次5カ年計画の期間、科学技術の分野で重要な跳躍期を迎え、自主革新の力を一段と高め、▽神舟、嫦娥の打ち上げ▽ペタフロップス級スパコン「天河1号」の開発▽有人潜水艇が深さ3000メートルの 潜水テストに成功▽最高時速486.1キロの高速鉄道の開発▽エコカーや太陽エネルギー、環境にやさしい技術、半導体照明などのハイテク技術及び製品の推進--など国際的に影響力のある数々の成果を出し、経済社会の発展を力強く支えた。