日本の化粧品ブランド資生堂は最近、消費者に短時間に100種類近くのブランドのメイク製品によるメイクを体験させる「魔法の鏡」を開発した。高額を費やして自分に合わない製品を購入したり、メイクをわざわざ落として試す手間が省ける。
この「魔法の鏡」はまず欧州で登場した。目や唇、頬といった部分のメイクの効果をシミュレーションすることが可能で、カメラがこうした部位を捉えて撮影する。
タッチパネルにより、消費者は50種類のアイシャドウやリップ、12種類のチークなどの中から好きなものを選ぶことができ、これまで試さなかった大胆なメイクに挑戦することもできる。
タッチパネルは完全な「鏡」としての効果を持っており、瞬きや頭を動かすといった動作も同時に反映される。もしメイクの効果に満足したら、静止画面を保存して、他のメイクの効果と比較することもできる。