2011年04月01日-04月01日
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基本医薬品落札品目、本日より電子監督管理を実施

2011年04月01日

 中国の基本医薬品落札品目生産企業を対象にした電子監督管理が4月1日より実施される。4月1日以降に生産される基本医薬品落札品目は出荷前に、生産した企業が規定に従い、販売製品の最小包装に統一ラベルの医薬品電子監督コードを追加印刷(または貼付)し、監督管理ネットワークを通じてデータの収集と送信を行わなければならない。基本医薬品のリストに組み込まれた品目のうち、監督管理ネットワークに登録されていない、又は医薬品電子監督コードに対応していないものは、基本医薬品の入札募集・調達に参与してはならない。人民日報が1日に伝えた。

 統計によると、3月20日の時点で、基本医薬品の入札募集に参与する計画があるか、またはすでに落札した各省(自治区、直轄市)の生産企業1906社はすべて医薬品の電子監督管理ネットワークに組み込まれ、要求に従い生産ラインを改造し、ネットワーク登録率と改造率はともに100%を達成した。このことは、すべての基本医薬品落札品目で電子監督管理を実施する上での基礎を固めることとなった。

 これを基礎に、国家食品薬品監督管理局はさらに電子監督管理の範囲を拡大、2012年2月末の時点で、すべての基本医薬品の電子監督管理を実現した。同局は第12次五カ年計画の末までに、すべての薬品に対する電子監督管理実施を目指していく。

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