2011年04月18日-04月22日
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北京西城区 24時間行政手続が可能なセルフサービス機設置

2011年04月19日

 北京市西城区総合行政サービスセンターが18日に開業した。このサービスセンターはインテリジェント化が進んだ中国初の「第3世代行政サービスセンター」であり、モノのインターネットなどの進んだ情報技術が採用されている。窓口、インターネット、コミュニティ、セルフサービス機、携帯電話、テレビのメリットを一体化してデータ共有を実現、市民により便利なサービスを提供することが可能だ。人民日報が19日に伝えた。

 ここでは国内唯一となる24時間いつでも行政手続が可能なセルフサービス機が設置されている。この機械にはタッチパネルのほか、印刷・スキャン・Bluetooth機能などが設置されており、第2世代身分証を通せば手続き指南、手続き進捗状況照会、手続き予約、申請表記入・提出などの機能が利用できるほか、Bluetooth機能を通じて情報を携帯電話に発送できる。

 同システムでは現在のところ、個人用マイクロバスの新ナンバープレート申請しかできないが、その他のサービスも今後続々と開始する予定だ。関連コードを入力すれば、モニター上に申請・代理申請の選択及び申請表が映し出され、表に記入して提出するまでに10分とかからない。

 このシステムまたはインターネットを通じて事前に各情報を記入しておけば、残る一部の手続きをサービスセンターの窓口で行うだけとなる。

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