国家海洋環境予報センターの責任者は、20日に行われた「2010年中国海平面公報」発表記者会見において、「中国の津波早期警報能力は徐々に完備されつつある。高効率の津波数値モデルと高性能コンピュータを駆使し、近海の津波早期警報を2分以内に発表し、20分-50分以内に全球レベルの津波予報・警報を発表することができる。しかし、津波早期警報に向けたニーズを満たすためには、さらに効果的な津波警報発信メカニズムを模索する必要がある」と述べた。人民日報が21日に伝えた。
同責任者によると、中国の津波モニタリングは、主に津波観測用ブイと沿海の海洋観測ステーションを通じて行っており、うち、津波観測用ブイのモニタリングでは事前の津波予測が可能だという。