2011年04月25日-04月29日
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北京市 予防接種の被接種者、年間のべ1千万人以上

2011年04月25日

 4月25日は第26回全国予防接種宣伝デーとなった。

 昨年の時点で、北京市では野生株による急性灰白髄炎(ポリオ)の発症例が26年連続でゼロ、ジフテリアの発症例も16年連続でゼロを記録しており、麻疹、百日咳、新生児破傷風、日本脳炎、流行性髄膜炎の発症率、死亡率も過去最低レベルにまで低下している。人民日報が25日に伝えた。

 統計によると、北京市における予防接種の被接種者は年間のべ1千万人以上に達している。予防接種の実施により、市民の健康が守られただけでなく、北京市の伝染病発生率が大幅に低下し、北京市民の平均余命も延びた。北京市は2009年、免疫業務の全面的な情報化と地域外の児童に対する予防接種を実現した国内初の省市となった。また、市内の16区・県にある予防接種地点569カ所のすべてで児童予防接種情報コンピューターネットワークが構築されている。

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