北京市軌道建設管理公司が明らかにしたところによると、北京市地下鉄6号線1期工事は2012年末に竣工する計画で、最高時速は100キロに達するという。同地下鉄では初めて架空電車線方式が採用されている。北京晨報が26日に伝えた。
地下鉄6号線1期は北京市中心部を東西に渡って貫き、路線全長は30.06キロ、駅数は20。北京市内を東西に貫く路線は、地下鉄1号線に続く２本目となる。大量の乗客に対応するため、8両編成の列車と一部の駅を通過する急行列車が取り入れられる。6号線1期の常営駅、6号線2期の新華大街駅は急行列車が停車しないため、この2駅は2つのプラットホームと4本の線路を持つ大きな駅となる。
第12次五カ年計画（2011-2015年）期間中、北京市で新たに開通する軌道交通の総延長は330キロに達する。うち、今年年末には8号線2期の北区間、9号線の南区間及び15号線1期の東区間が開通し、総延長は33.7キロに上る。また、来年は77.2キロ、2013年には81.5キロ、2014年には最長の90.7キロ、2015年は40.9キロがそれぞれ開通する予定だ。