国家質量監督検験検疫総局(国家質検総局)がこのほど明らかにした中国の各口岸(出入国検査場)における核・放射性物質モニタリング結果によると、3月16日から4月28日午後5時までの間に、入国した人員、貨物、輸送器具などから計30回にわたり基準を超過する放射性物質が検出された。京華時報が4月30日に伝えた。
国家質検総局の李元平報道官によると、3月16日以降、質検総局所属の北京、遼寧、江蘇、浙江、寧波、広東、深セン、珠海、海南などにおける9カ所の出入国検査検疫局は、口岸でのモニタリングにおいて30回にわたり基準を超過する放射性物質を検出した。これらの状況に対し、出入国検査検疫機関は要求に基づいて関連部門に職務を引き継ぐとともに、地方政府の手配のもと適切な処理を行った。