2011年05月09日-05月13日
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世界のロボット企業多数が上海で成果を展示

2011年05月11日

 「IEEEロボット工学とオートメーションに関する国際会議 2011」が9日に上海で開幕した。開幕式では中国月探査プロジェクト首席科学者の欧陽自遠氏が基調報告を行った。新華社が10日伝えた。

 今回は中国大陸初の開催で上海交通大学が運営を引き受けた。テーマは「ロボットは生活をさらにすばらしくする」。2000人近くが参加する過去最大規模の会議となる。

 開幕式では欧陽自遠氏が基調報告を行い、中国月探査プロジェクトの歴史、進展、現状を紹介。月探査衛星の写真、月面上陸ロボット、月探査機器を含む新たな技術成果を展示するとともに、中国月探査プロジェクト「嫦娥プロジェクト」の発展計画について説明した。

 開幕式前の成果展示会では、世界のロボット・オートメーション企業多数が製造、医療、家事サービス、災害対策分野などの最新のロボットとオートメーションの成果を展示した。

 会議は13日まで開催。特別フォーラム、分科会、論文説明会、ロボット競技会などを設け、学術交流と成果の展示を行う。

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