北京市で11日、緑源電動車の提唱した「都市渋滞緩和活動」が始まった。まず市内の駐車場5カ所に無料レンタルの電動自転車100台を提供。「自動車＋自転車」のエコ外出スタイルを推奨して、交通渋滞の緩和を図る。新華社のウェブサイト「新華網」が11日付で伝えた。
電動自転車のレンタルを体験した王さんは南四環の自宅から金融街へ通勤している。菜戸営橋に自動車を駐めて自転車に乗り換えれば10数分で金融街に着くので、通勤・帰宅ラッシュを避けることができるし、自動車に再び乗り換えるのにも非常に便利だと言う。
主催者側によると、緑源電動車は今回最新式のリチウム電動自転車100台余りを提供。マイカー族の「1-5キロ」外出の難題の解決を助けるとともに、エコ外出スタイルを提唱し、公共交通の混雑を緩和する。
都市交通渋滞緩和の公益的、モデル的活動として、緑源グループはまず北京市内に5カ所の自転車レンタルスポットを設置。その効果を見て順次増やし、全国にまで広めたい考えだ。貸出の際は運転免許証や自動車登録車検証のコピーを提出し、時間通りに返却することを約束しなければならない。