「第4回北京国際警察用装備及び対テロ技術装備展覧会」が今月19日より北京展覧館で行われる。今展覧会では、米軍でも使用されているハイテク無人機が初登場する。北京市の警察当局は今後、ハイテク無人機を導入する可能性があるという。京華時報が12日に伝えた。
今展覧会では主に、警察車両、ヘリコプター、爆発物除去設備、緊急支援設備、映像モニタリング設備などの警察用装備・対テロ技術装備が展示されるほか、ハイテク無人機が国内で初めて展示される。この無人機は現在米国、ドイツなどの軍隊で使用されており、反テロ、緊急対処、追跡などの機能を備えている。ただし、この無人機は米軍がビン・ラディンの住居偵察時に使ったものとは別物で、負荷や機能なども異なるという。
公安局科技処の賈勝文処長は、「ハイテク無人機の性能が警察側の要求に合致していれば、導入も検討している。北京市警察は現在、ヘリコプターを4台、無人偵察機1機を所有しているが、もしハイテク無人機が導入されれば、その機能やパトロール区域は無人偵察機とは異なるものになるだろう」と述べる。