2011年05月23日-05月27日
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重慶にワールドクラスのデータセンター建設へ

2011年05月25日

中国西南地区で初となるワールドクラスのデータセンターが24日、重慶市両江新区のクラウドコンピューティング実験区で着工した。中国新聞社が24日に伝えた。

 同プロジェクトの投資企業であるシンガポール・パックネット社の林逸平CEOによると、このデータセンタープロジェクトでは、オフショアデータ処理・オンショアデータ処理のための機械室をそれぞれ1棟ずつ建設し、それぞれの機械室に1500のキャビネット、サーバー3万台を設置する。投資総額は1億5千万ドル。同プロジェクトが完成すれば、中国西南地区初のワールドレベルのデータセンターとなると同時に、パックネットにとって大中華地区最大のデータセンターとなる。同プロジェクトは2012年に完成し、稼動が開始する見込み。

 同データセンターが建設されるクラウドコンピューティング実験区は、中国大陸部最大のクラウドコンピューティング実験区であり、パックネット社のほか、中国国際電子商取引センターのプロジェクトも入居する予定。 

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