韓国サムスン電子は5月30日、江蘇省の蘇州工業パークで次世代薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ（TFT-LCD）プロジェクトの起工式を行った。「国際金融報」が伝えた。
蘇州工業パークは中国・シンガポール両政府間の重要な協力事業で、過去17年間急速な発展を続けてきた。主要経済指標の伸び幅は年平均30％を超えて蘇州経済・社会発展の重要な成長軸となり、全国の経済・技術開発区における総合的実力は数年連続で2位につけている。サムソン次世代TFT-LCDプロジェクトは、蘇州工業パークが構造転換と高度化、二次起業の段階に入る中で立ち上げられた重要な目玉プロジェクトであり、地域経済の発展を力強く先導し、中国フラットパネルディスプレイ産業全体の水準を高めるに違いない。