中国通信標準化協会の周宝信秘書長は16日、「中国の3G利用者は3月に6千万人を上回った。年内には1億人を突破するだろう」との見方を示した。中国新聞網が17日に伝えた。
中国工業情報化部がこのほど発表した統計データによると、中国の携帯電話利用者は今年4月時点で9億38万9千人に達した。これについて周秘書長は、「先進国の経験を参考にすると、3Gが急速に発展しだすのは、携帯利用者全体に占める3G利用者の割合が10%に達したころからだ。中国では、年末前に3G利用者の割合が10%に達すると見られる」としたほか、「3Gを代表格とする次世代モバイル通信は、経済発展方式の転換、経済社会の調和のとれた発展の促進に有利であり、戦略性新興産業に指定されている」と述べた。