2011年07月01日-07月01日
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北京・上海高速鉄道車両のコア部品は中国製

2011年07月01日

 新中国成立以来、建設距離最も長く、投資額が最大で、技術水準が最高の「京滬高速鉄道」が6月30日に正式開通した。新華社が6月30日付で伝えた。

 京滬高速鉄道の次世代高速列車は計86本あり、その半分以上が中国南車製だ。中国南車株洲所が牽引・電気駆動システムとネットワーク制御システムなど重要部品の開発を担当。牽引変流器528台、補助電源装置238台/セット、列車ネットワーク制御装置58組、車両・管理センター無線通信装置46台、牽引制動データ記録装置92台などを含み、京滬高速鉄道車両の重要部品の国内最大の供給業者だ。

 牽引電気駆動システムとネットワーク制御システムは高速鉄道車両のコア部品と言える。中国南車株洲所は1970年代末から列車牽引制御システムの開発に着手。重大な研究10件余りを相次いで実施し、中国の国情に合った牽引電気駆動システムの技術標準と技術モデルを徐々に確立し、中国をコア技術の掌握に成功した数少ない国の1つへと押し上げた。

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