2011年07月04日-07月08日
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三峡地下発電所の3号機が始動に成功、今月中旬に発電開始へ

2011年07月05日

 三峡集団公司は4日、三峡地下発電所の3号機について、3日午後に水流を通しての始動に成功し、今月中旬にも発電を開始すると発表した。年内に3機体制で発電を行う計画が達成される。新華網が4日に伝えた。

 今回は初めて水流を通して数十項目の試験を行い、性能を検査した。調整期間にさらに状態の監視や欠陥の処理を行い、安全上の問題を解決する。3号機は天津アルストン水電設備公司が設計・製造し、葛洲ダム集団機電建設公司が取り付けた。昨年7月に取り付けが始まり、今年6月末に取り付けと無水状態での調整がほぼ終った。

 水流を通す前に専門家チームが全体的な性能評価を行い、設置状態が良好で、発電機、GIS、共用システムの設置状態も指標を満たしていることを確認し、試験稼働にゴーサインを出した。

 長江は毎年7月に増水のピーク期に入り、三峡発電所も発電の黄金期に入る。三峡地下発電所の3機が全て発電を開始することで、増水期の三峡発電所の発電能力はさらに高まり、夏季の電力不足も効果的に緩和される。

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