青蔵送電網連結プロジェクトは10日、最も難しい青蔵高原(チベット高原)タングラ山区間の工事に成功した。これによってゴルムドからラサへの「電力のスカイウェイ」直流区間が全線完成した。直流区間の平均標高は4500メートル、最高標高は5300メートルに達し、建設は困難を極めた。建設者は厳寒、強風、酸素不足などの困難を乗り越えて、工事の順調な進捗を確保した。青蔵送電網連結プロジェクトは青海省西寧市から西蔵(チベット)自治区ラサへといたる、高標高地での建設規模が世界最大、凍土通過距離が世界最大の送変電プロジェクトで、今年11月末の送電開始を計画している。西蔵送電網と全国送電網の連結により、これまでの西蔵の電力不足状況は一変する。人民日報海外版が12日付で伝えた。