鉄道乗車券購入時の実名登録義務づけについて個人情報の漏洩を懸念する声が上がっているが、新乗車券ではこの点について改善が施されている。北京の鉄道当局によると、新乗車券上の情報では身分証番号の生年月日を示す数字が4つの「*」マークで隠されている。京華時報が伝えた。
乗車券購入者の個人情報を保護するため、第2世代身分証による乗車券購入を全国で導入し、情報読み取り時には誕生日を示す4つの数字が自動的に隠される。これまでは北京南駅の乗車券自動販売機で乗車券を購入した場合に、身分証番号の後ろ2桁が隠されるだけだった。鉄道当局は乗客に、乗車券をみだりに捨てず、適切に保管するよう呼びかけている。