2011年07月18日-07月22日
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10年 欧州特許庁が受理した中国からの特許出願は1万3千件

2011年07月19日

 欧州特許庁(EPO)のレイモンド・ルーズ副長官はこのほど北京で行われた中国?EU知的財産権保護プロジェクト2期(IPR2)の終了式で、「昨年EPOが受理した中国からの特許出願は2008年比96%増の1万3千件に達した。これは、中国政府が知的財産権保護に積極的に力を入れていることを示すものだ」とし、「中国の知的財産部門は熱心にプロジェクトに参加し、プロジェクト成功のために積極的に努力した」と述べた。新華社が伝えた。

 中国と欧州委員会は2007年、1627万5千ユーロを共同出資して同プロジェクトを立ち上げた。出資額のうちわけは、EUが1085万ユーロ、中国が542万5千ユーロで、期間は4年間(2011年まで)。中国側のプロジェクト実施機関は中国商務部、EU側のプロジェクト実施機関はEPOとなっている。

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