2011年08月08日-08月12日
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福建省初のUHV変電所を福州に建設

2011年08月12日

 福州市政府と福建省電力公司はこのほど第12次五カ年計画(2011-15年)期間の福州市の送電網整備に関する戦略的協力合意に調印した。福建省電力公司は今後5年間に230億元を投じて福州市の送電網を整備する。福建省初のUHV変電所も建設する計画だ。「人民日報」海外版が12日付で伝えた。

 合意に基づき出力600万kVAのUHV変電所1カ所、500kV変電所3カ所、220kV変電所19カ所、110kV変電所76カ所を新設または拡張。500kV送電回線710km、220kV送電回線485km、110kV送電回線800kmを敷設。農村部の送電網を整備し、110kV送電網と35kV送電網の問題を解決する。2012年までに市内全ての郷・鎮で二重電源給電を実現する。

 今後5年間に福建省電力公司は福州送電網の220kV、110kVスマート変電所の建設を推進し、スマートグリッド化を加速する。福州市街地の10kV配電網の自動化を進めると同時に、電気自動車用バッテリー交換スタンド5カ所、バッテリー配送スタンド8カ所、交流充電設備980個を設置する。

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