EUは25日に公式発表を行い、26日深夜に、中国より輸入する炭化ケイ素製品(SiC)を対象に実施中の反ダンピング措置を終了する予定であるとした。EUによると、EUの産業界は法定期間内に、調査機関に対して同ダンピング措置に関する再審の申立を行わなかったため、自動的に期限切れとなる。EUは1995年、中国から輸入する炭化ケイ素製品を対象とする反ダンピング措置を開始し、2000年と2006年に延長を行い計16年に渡り実施した。EU側の決定により、中国の関連産業の輸出正常化が実現される見通しだ。中国商務部の公式サイトが報じた。