国家エネルギー局がこのほど明らかにしたところによると、カザフスタン国内でこのほど、中国・カザフスタン天然ガスパイプライン・南ルート（ベイネウ?シムケント間）の溶接が始まり、同プロジェクトが全面的に建設段階に入った。同パイプラインは全長1475キロメートル。年間輸送能力は100億立方メートルで、150億立方メートルまでの拡大が可能だ。人民日報が9日に伝えた。
中国・カザフスタンは、両政府と企業間の協議に基づき、共同で天然ガスパイプライン南ルートを建設することを決定した。パイプラインが完成すれば、中央アジア天然ガスパイプラインが、カザフスタンの主要ガス輸送ネットワークおよび中国西部の主な石油・ガス地区とつながることになる。これにより、中国・カザフスタン両国の石油・ガス協力の戦略レベルが高まり、両国のエネルギー協力の可能性も一層広がると見られる。