中国科学院自動化研究所科学芸術センターが中心になって制作したアニメ『兎子鎮的火狐狸』が、第14回「華表奨」の受賞に続き、中国CG映画の代表作として9日に「パリ中国映画祭」で公開された。人民網が9日に伝えた。
『兎子鎮的火狐狸』はアドベンチャー、ファンタジー系のCGアニメ映画。中国科学院自動化研究所は10数年間の取り組みを経て、3D技術研究チームと高精細3D映画・アニメ制作チームを持つにいたり、両チームの融合によって、独自の競争優位を持つ科学芸術チームを築いた。自動化研究所科学芸術センターはここ数年、創作水準を高め続け、口形自動生成システム、表情・姿勢システム、シーン圧縮など各システムソフトを独自開発し、映画創作空間を大幅に押し広げた。
『兎子鎮的火狐狸』は通常版と3D版を同時公開。通常の映画館と4D映画館で上映される。