中国の家電メーカー・科沃斯(ECOVACS)は上海で11日、国内初となる窓拭きロボット「窓宝」の発表会を行った。「窓宝」はまるでスパイダーマンのように窓ガラスの両側に張り付き、自動でルートを決めながら窓拭きを行い、2平方メートルのガラス窓が約6分できれいになった。人民網が11日に伝えた。
同ロボットは科沃斯が過去12年間で築き上げたロボット技術をベースとして開発され、完全な知的財産権を持つ。同ロボットに使われた特許は47件、うち発明特許は19件に上るという。
近年科沃斯は家庭用ロボット分野で次々と新製品を打ち出している。2009年末には言語コミュニケーション能力を持つ世界初の掃除ロボット「地宝730」を発売。さらに昨年8月には室内の空気をモニタリングし、移動しながら空気を浄化するという世界初のロボット空気清浄機「沁宝」を発表した。