2011年10月03日-10月07日
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天宮1号、テストを終えてランデブー・ドッキングの準備段階へ

2011年10月13日

 中国の宇宙ステーション実験機「天宮1号」はすでに10数日間順調に運行している。中国航天科技集団によると航行状況は良好、活動も正常で、今後ランデブーとドッキングの準備段階に入る。京華時報が13日付で伝えた。

 ランデブー・ドッキングミッションでは軌道投入、軌道調整、軌道上テスト、ランデブー・ドッキングの4段階のクリアが必要となる。

 現在の軌道上でのテストはほぼ終了。10日には打ち上げ後初めて、天宮1号が自らを撮影した写真が騰訊(テンセント)マイクロブログ上に公開された。北京の宇宙飛行制御センターは11月初めの「神舟8号」打ち上げまでに3、4回の軌道制御を行い、天宮1号をランデブー・ドッキング軌道に投入する。

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