2011年10月10日-10月14日
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鉱物資源の統合により、5年で鉱山1万カ所以上が閉鎖

2011年10月19日

 国土資源部がこのほど明らかにしたところによると、中国における鉱物資源の統合は著しい成果をあげており、鉱物開発構造も大きな変化を遂げ、資源の利用レベル・生産の安全レベル・環境保護レベルが向上し、開発・利用の制度体系が初歩的に形成された。人民日報が19日に伝えた。

 国土資源部によると、全国の鉱業権数は統合により徐々に減少しており、鉱山企業の構造も大きく変化した。全国の鉱山数は2005年には12.67万カ所だったのが、2010年には11.2%減の11万2500カ所となった。一方で2010年、全国の固体鉱山鉱石生産量は90億トンに達し、2005年と比べて38億トン増加している。大型鉱業集団を主体とし、大中小の鉱山がバランスよく発展するという鉱物開発構造が徐々に形成されつつある。

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