西蔵(チベット)自治区・旁多で進められている多目的ダムの工事で26日、計画通りラサ河のせき止めが完了した。人民日報が26日に伝えた。
同プロジェクトはラサ河の上流に位置し、ラサ市からの直線距離は63キロ、ダムの総貯水容量は12.3億立方メートル、発電所の設備容量は16万キロワット、灌漑面積は65万ムー(1ムーは約6.66アール)以上に達する。西蔵最大の水利センタープロジェクトであり、灌漑・発電を重点とし、洪水防止・生態保護なども行っていく。投資総額は45億6900万元。同プロジェクトは2009年7月15日に着工し、2016年に竣工予定。