2011年11月14日-11月18日
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第13回ハイテク成果交易会が開幕 IoT技術に焦点

2011年11月17日

 第13回ハイテク成果交易会が16日、深セン会展センターで開幕した。広東省委員会の汪洋書記(中国共産党中央政治局委員)が開幕式に出席し、開幕を宣言した。

 今回のハイテク成果交易会は「国際的なイノベーション協力の促進、発展モデル転換の加速」をテーマに9つの展示館を設置。(1)ハイテク成果取引会(2)ハイテク製品展示会(3)中国ハイテクフォーラム(4)企業誘致や対外協力をめぐるビジネス活動「super-SUPER」(5)ハイテク人材・知識交流会(6)エンドレス交流会??の6大イベントが行われる。

 今回最大の目玉はモノのインターネット(IoT)技術だ。会場には知的財産権を有するIoTやクラウドコンピューティングのキーテクノロジーおよび最新成果が終結し、中国経済社会における情報化の加速が十分に体現された。国家発展改革委員会は優良企業70社を組織し、IoT、クラウドコンピューティング技術の最新成果を展示した。

 今回の交易会では、国際的な協力・交流が強化された。世界の科学技術・経済の発展模索に向け、ハンガリー、フィンランド、ラオス、ギニアビサオなど各国から閣僚級以上の高官が招待されたほか、会場に展示された最新の科学技術製品・研究成果を目当てに、国内外のバイヤーが見学、商談、調達に訪れた。このほか、イスラエル、ハンガリーではハイテク成果交易会・海外分会が開催され、同交易会の国際的な影響力が一層高まった。

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