2011年12月05日-12月09日
トップ  > 科学技術ニュース>  2011年12月05日-12月09日 >  中国の気象衛星「風雲」、第3世代を開発

中国の気象衛星「風雲」、第3世代を開発

2011年12月06日

 12月5日-7日、中国気象局および中国航天科技集団公司は北京で、中国の気象衛星「風雲」の開発に関する検討会を共同開催した。ユーザーの需要募集を通じ、衛星の開発目標を理解し、中国第3世代気象衛星の開発枠組みを構築した。人民日報が6日に報じた。

 中国の気象衛星「風雲」シリーズは40年間の開発を経て、11基の気象衛星の打ち上げに成功した。現在は6基が安定的に運航しており、業務化・シリーズ化という目標を実現した。第1、第2世代の風雲シリーズは経済および社会面の成果を獲得し、今後は第3世代の気象衛星を発展させる。これは衛星観測業務の持続的発展、日々高まる応用需要、中国の国際的影響力の強化にとって、重要な意義を備えている。

※掲載された記事、写真の無断転載を禁じます