上海市は7日、科学技術金融サービスの革新推進と科学技術企業の発展促進に関する実施意見(以下「実施意見」)を発表。科学技術金融サービスシステムの構築に向けて本格的に動き出した。中国共産党の機関紙、人民日報が伝えた。
実施意見によると、上海市は今後、科学技術企業向けの貸付サービスシステムと融資担保システムの充実化に取り組む。市の各商業銀行が試行地域内で科学技術型の中小企業に貸し付けた融資については2011年から3年間、それが焦げ付いて不良債権化したとしても、純損失額が一定の比率を上回る場合、銀行は適正評価を行うことを前提に各級政府と50%の負債を分担することができる。