中国の無人宇宙船「神舟8号」と共に打上げられる「夢」の一般募集イベントが12日に終了した。中国有人宇宙飛行プロジェクト弁公室の楊利偉副主任は閉幕式で「夢のチップ」が地球に帰還したことを宣言した。京華時報が伝えた。
式典で発表された最も代表的な8つの夢は、神舟8号と共に宇宙を飛行した「夢のチップ」の中から、主催者側の推薦とネットユーザーの投票によって選ばれた。
中国航天科技集団の斉国生総経済師によると、神舟8号と分離した宇宙ステーション実験機「天宮1号」は現在、非常に良好な状態で単独航行を続けている。
楊副主任によると、神舟9号では有人ランデブー・ドッキングを行える可能性が高い。現在神舟8号と今回のランデブー・ドッキングの状況について検証を進めており、その最終結果に基づき、神舟9号で有人ミッションを行うかどうかが決定される。