中国第28次南極観測隊大洋チームの報告によると、南極観測隊は現地時間17日午後5時24分、南極プリッツ湾海域にて、中国が自主開発した海底地震計(OBS)を設置することに成功した。中国が南極海域に海底地震計を設置するのはこれが初めて。今後3カ月にわたり南極大陸および周辺海域の地震状況観測を行っていく。中国新聞網が伝えた。
南極観測隊大洋チームの矯玉田隊長によると、地震計が設置されたのは南緯69°00.108′、東経76°38.189′、水深571メートルの地点。18日早朝にはプリッツ湾北部にもう1つの地震計を設置する計画だという。