第28次南極観測隊は南極プリッツ湾にて北京時間18日、昨年配置した潜水式海洋観測ブイシステムを回収した。中国が前年に設置した観測ブイシステムを回収したのは今回が初めて。同システムは第27次南極観測隊が設置したもので、1年余りにわたり海底での観測を続けてきた。システムに記録されたデータは、プリッツ湾の長期的な変化の特徴や運動プロセスの調査に利用される。写真は堆積物採取器の中から顆粒状の有機物サンプルを取り出す観測隊員。人民日報が19日に伝えた。