2012年01月02日-01月06日
トップ  > 科学技術ニュース>  2012年01月02日-01月06日 >  自動気象ステーションが試運転を開始 四川省

自動気象ステーションが試運転を開始 四川省

2012年01月04日

 四川省気象局が明らかにしたところによると、同省楽山市の国家基準気候ステーションで1月2日、携帯型自動気象ステーションの試運転がスタートした。人民日報が4日に伝えた。 

 今回の携帯型自動気象ステーションテストプロジェクトは、中国気象局気象観測センターが組織するもので、携帯型自動気象ステーションを生産するメーカー8社がそれぞれ設備を楽山市に運び、試運転を行う。今回の試運転に参加した携帯式自動気象ステーション全てに当てはまる特徴は、設備の正常な運行を保障するべく太陽光充電システムを採用し、またデータ伝送に衛星測位システム「北斗」を採用している点だ。

 これらの気象ステーションは緊急事態が発生した場合、無人状態で自動的に運行し、データを収集し、定期的にデータをアップロードすることができるほか、一部の自然災害に対応する能力も備えている。 

 楽山での4カ月のテストを経た後、合格した設備は引き続き全国各地で使用されるという。

※掲載された記事、写真の無断転載を禁じます