科技部が明らかにしたところによると、中国はこのほどバイオ医薬品のイノベーションで重大な飛躍を果たした。アモイ大学、養生堂万泰公司の共同開発による「組み換えE型肝炎ワクチン」(大腸菌)が国の1類新薬証書と生産承認番号を取得し、世界初のE型肝炎予防ワクチンとなった。「人民日報」海外版が伝えた。
E型肝炎は感染範囲が最も広いウイルス性肝炎の1種。WHOの推計によると世界人口の3分の1はE型肝炎ウイルスに感染したことがあるという。中国では近年E型肝炎の発症率が高まりつつあり、成人の急性肝炎のうちトップを占めている。