2012年01月09日-01月13日
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大亜湾原発の年間発電量、405億キロワット時に

2012年01月13日

 中国広東核電集団公司が12日に明らかにしたところによると、2011年12月31日の時点で、大亜湾原子力発電基地の発電ユニット6基による年間発電量は405億キロワット時を超えた。うち、大亜湾原発1号ユニットは3387日間連続で安全運転を続けており(計画的な運転停止を除く)、同タイプの原発ユニットの世界ランキングで1位となった。また、嶺澳原発1号ユニットは2005年3月26日以来、2286日間にわたって安全運転を続けており、同タイプの原発ユニットの世界ランキングで2位となっている。

 2011年12月31日現在、大亜湾原発の発電量は累計2460.9億キロワット時に達し、うち70%の電力(1693.4億キロワット時)は香港に送られ、香港の全電力消費量の約4分の1を占めている。

 米原子力発電運転協会(INPO)の最新統計によると、大亜湾原子力発電所運営管理有限責任公司の総合業績指数は、4基以上の原発ユニットを有する電力会社のランキングにおいて、7四半期連続で1位となっている。このことは、中国の原発運営管理が世界先進レベルに達したことを意味する。広州日報が伝えた。

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