中国科学院(科学アカデミー)は16日、2012年度業務会議を開催し、第12次五カ年計画(2011-15年、十二五)期間には生産と方向性のポイントとして15の重大科学技術任務を打ち出すことを明らかにした。「人民日報」海外版が伝えた。
15の重大科学技術任務とは次の通り。
▽未来の先進的な核分裂のエネルギー変換
▽量子情報通信と量子計算
▽高温超電導とトポロジカル絶縁体の研究
▽宇宙科学
▽有人宇宙飛行と月探査プロジェクトの科学技術任務
▽深海の科学探査装備の中核技術の研究開発と海洋でのテスト
▽低ランク石炭のクリーン・高効率・多段利用
▽幹細胞と再生利用の研究
▽分子モジュール育種イノベーションシステムと現代型農業モデルプロジェクト
▽重要な新薬の開発と重大疾病予防コントロールをめぐる新戦略
▽気候変動に対抗するための炭素の排出量・収集量の認証と関連の問題
▽深部における資源探査の中核技術の研究開発と応用モデル
▽燃料電池
▽メチルアルコール由来のオレフィン
▽石炭由来のエチレングリコール製造