2012年02月06日-02月10日
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武漢の特許出願数が80%増加 2011年

2012年02月06日

 湖北省武漢市の武漢東湖国家自主イノベーションモデル区が5日に発表した2012年の業務報告によると、2011年には同区の企業の総収入が3810億元に達し、前年比30%増加した。ハイテク企業の自主イノベーションが引き続き力を発揮し、通年の専利(特許、実用新案、意匠)出願件数は7198件で、同78.4%増加したという。

 昨年、同区は光電子情報産業、バイオ産業、環境保護・省エネルギー産業、ハイエンド設備製造業、ハイテクサービス産業の5つの産業を柱として、ハイテク産業の発展と技術イノベーションが加速した。うち烽火科技が進める高速光通信のリアルタイム伝送の中核技術課題研究が重大な進展を遂げ、単線光ファイバーによるデータ伝送量が毎秒240ギガバイト(GB)を超え、世界のトップクラスに躍り出た。華工科技は国内で初めて自動車ルーフ(天井)のレーザーオンライン溶接システムを開発し、輸入設備の価格障壁をうち破った。凱泰新生物公司は、腫瘍に関連するタンパク質の特異性に着目した結腸癌の新薬を世界で初めて開発。全真光電公司は中国初の71インチLCOS式(反射型液晶方式)高精細LED(発光ダイオード)テレビを開発した。

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