第28次南極科学調査隊の崑崙基地チームが8日の午後4時45分頃(北京時間の8日午後7時45分頃)、54日に及ぶ南極内陸部での氷との戦いの旅を終え、中山基地に無事帰還した。昨年12月16日、隊員26人は8台のスノーモビルに分乗し、33台のそりを引いて、中山基地より約10キロメートルのところにある出発地点から崑崙基地に向かった。10数日に及ぶ苦しい旅の末、今年1月4日に崑崙基地に到着。同月24日に氷床深層コア掘削、南極サーベイ望遠鏡AST3の据え付け、崑崙基地第2期工事などの任務を完了すると、26人は再び中山基地に向けて旅立った。中国網が9日伝えた。