2012年02月13日-02月17日
トップ  > 科学技術ニュース>  2012年02月13日-02月17日 >  CCTV、TCLを3Dチャンネルの独占パートナーに指名

CCTV、TCLを3Dチャンネルの独占パートナーに指名

2012年02月17日

 CCTV(中国中央テレビ)は北京で2月15日、3Dクラウドテレビ最大手のTCLと共同で契約調印式と記者会見を開催し、TCLが「CCTVの3Dチャンネルの独占パートナー」となったことを発表した。国際金融報が17日報じた。

 TCLは「CCTVの3Dチャンネルの独占パートナー」として、3Dコンテンツの録画放送、3D表示とパスワード技術、3D端末製品の検査と調整、3Dチャンネルの共同推進等について、CCTVと多方面に渡る提携を実施する。両社は中国3D産業の高度発展と、3Dチャンネルおよび3Dクラウドテレビの普及を推進し、消費者に3D技術による新たな体験を提供する。

 TCLはまた、裸眼・偏光フィルター・シャッター眼鏡の3大3D製品を持つ世界唯一の企業であり、3Dの全分野をカバーしている。同社はまた商用裸眼3Dテレビを発売し、広州アジア競技大会の3D録画放送を実現した。

 TCLは中国テレビ企業を代表し、2011年に初めてハリウッドに進出し、3D版『トランスフォーマー3』の世界テレビ企業唯一の提携企業となった。同社の3D技術は、パラマウントから高い評価を得た。同社はこのほど、第1回CCTVネット春節晩会の3Dクラウドテレビ独占パートナーとして、同番組に3D技術サポートを提供した。

※掲載された記事、写真の無断転載を禁じます