中国第28次南極観測隊は21日、南極氷帽の縁にあるダーク氷河の低空航空写真撮影を行った。これは同地区の正射写真地図作成に向けた基礎的な測量データとなる。中国が同地区の航空写真撮影を行うのは今回が初めて。中国新聞網が22日に伝えた。 ダーク氷河は南極氷帽の縁にある典型的な溢流氷河だ。このような氷河は気候変動に非常に敏感なばかりでなく、氷帽の動的変化のインジケータともなる。今回撮影されたエリアはダーク氷河および南極内陸部氷帽の縁にある内陸出発基地などを含む計100平方キロメートル。