中国南車株洲電機有限公司は14日、「運行速度160キロ、最高時速200キロ弱の中国産高速機関車がラインオフし、モーターおよび変圧器がそのイノベーション技術・コストパフォーマンス・快適性により、外国による技術独占を打破した」と発表した。中国新聞網が14日報じた。
これまでの電気機関車と比較して、上述した新型機関車は高速・高馬力を実現し、信頼性が高いことから、在来線の乗客輸送に適している。同社は自主イノベーションと技術力向上により、初めて電気機関車に大パワー交流駆動技術を使用し、電磁波分析、応力場、サイズの制限等の技術課題を解決し、単位容量や重量等の重要指標は世界トップ水準に達した。
同社宣伝部の朱剣飛部長は、「新型機関車は馬力を大幅増し、運行速度が40%増の160キロに、最高時速が200キロ弱に達し、高速列車に迫った。また加速性能が大幅に向上し、急坂の高速通過を実現し、スムーズにカーブできるようになった。新材料・新製造技術等の応用も行き届いている。同機関車は強風、大雨、雷、零下40度-40度等の厳しい気候条件下、また山間部や高原等の複雑な条件下でも、安全に運行できる。平原も険しい山も高速で通過することが可能だ」と説明した。