2012年03月19日-03月23日
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TCL、3Dクラウドテレビが好調

2012年03月20日

 サムスン、ソニーによる低価格市場参入が相次ぐ中、中国テレビメーカーが再び勝利を収めた。TCLは2011年に売上高272億5200万元(約3540億円)を達成し、世界でのフラットテレビ販売台数が1080万台に達した。業界関係者は、「3Dクラウドテレビの好調な売れ行きが原動力である」と分析した。20日付で国際金融報が報じた。

 中国初の3D放送専門チャンネルが正式に開設された際、TCLは中国中央電視台と「独占パートナーシップ」を締結した。提携の過程において、3Dチャンネルの放送内容および信号源の規格と合わせるため、同社は3Dチャンネルに向けた信号および商品の調整を行った。情報によると、3Dクラウドテレビが持つクラウドゲーム、クラウド事務、クラウド検索、クラウド識別、クラウド抑制、クラウドコミュニケーション、クラウド共有、クラウドスペース等の各種アプリケーションは、アップルの音声認識サービス「Siri」等に匹敵する、一連のクラウドコンピューティング機能を提供している。

 ゆえにTCLの3Dクラウドテレビは、3月15日(世界消費者権利の日)の期間中に好評を博した。アナリストは、「TCLの3Dクラウドテレビは、2012年にさらなる市場発展を実現し、同製品の市場普及率を高めるだろう」と予想した。

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