「ハイビジョン映画1本(1時間30分)の容量を4ギガバイトとすると、国家遺伝子バンクと同じ容量の映画を見るのには、全部で4万年かかる」--。
深セン華大遺伝子研究院の張勇院長補佐は、深セン国家遺伝子バンクの膨大なデータをこのように形容した。人民日報海外版が17日報じた。
深セン国家遺伝子バンクは昨年6月17日に設立されて以来、各界から注目を集めてきた。現在、遺伝子バンクには13ペタバイト(1ペタバイト=100万ギガバイト)分のデータが収集されており、これにはゲノム、トランスクリプトーム、プロテオーム、メタボローム、表現型などのデータが含まれる。このほか、40万件の生物学的サンプルも収集されている。同遺伝子バンクのデータ容量は最終的にはエクサバイト(10億ギガバイト)級に達する見込みだという。